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乳腺エコー検査(乳腺超音波検査)

しこりの発見に秀でています

乳腺エコー検査とは、超音波を使って乳房や乳腺の状態を観察する検査方法です。
マンモグラフィでは判別しにくい所見を調べることができ、乳視触診や自己触診では気付かないしこりや見つかったしこりの内部の性質 (固形か液体、良性か悪性)などの情報が得られます。
乳がん検診の精密検査では欠かせない検査方法で、乳腺密度の高い人や若い人への検査に適していると言われています。放射線を使ったり針をさしたりしないので人体への影響がなく、繰り返しの検査も安全で、定期的な検査に適しています。乳房を圧迫する必要がないため痛みはありません。

乳腺エコー検査 方法
  1. (1)上半身裸でベッドに仰向けになり、検査する側の腕を頭側に上げた状態にします。
  2. (2)超音波の伝導をよくするため胸に温かいゼリー状の液体をつけてプローブ(探触子)を当て、滑らせながら臓器や腫瘍の反射を検知して画像に映します。左右両方検査します。
検査時間は約15分です。
検査時の注意点
  • 乳房の張りが減っていて画像が見やすいため、生理後に行くのが理想的です。
  • 飲食の制限はありません。

病状によってしこりに違いが出ます

乳腺エコーは、特にしこり(腫瘤)を形成するタイプの乳癌・乳腺症・乳腺線維腺腫の早期発見・診断に役立ちます。
40歳未満では乳腺が発達し張っているため、マンモグラフィでは白くぼけてしまい判別しにくい場合がありますが、エコーではしこり(腫瘤)として解る場合があります。

自覚症状
乳がん 痛みを伴わないしこり(堅い感じ)・乳頭からの分泌物・乳頭の陥没・皮膚のくぼみ・脇の下のシコリ・乳頭や乳輪が湿疹状にただれるなど。
乳腺症 しこり(まばらな感じでしこりの境界がはっきりしない)・乳房痛(特に月経前)・乳頭分泌異常など。
乳腺線維腺腫 痛みを伴わないしこり(癌と違い、軟らかく弾力性に富む感じ)など。
乳がんの危険因子
(ハイリスク)
  • 初潮が早い(11歳以下)
  • 閉経が遅い(55歳以上・または55歳以上で月経がある期間が普通の人より長い)
  • 出産未経験
  • 35歳以上で初産を経験した方(高齢出産)
  • 太っている(標準体重を2割以上超えている、閉経後の体重増加)
  • 母親・姉妹・娘などの近親者に乳がんの方がいる(一般女性の発症率より10倍以上高くなり、発症年齢も低くなる傾向があります)
  • 更年期にホルモン剤を常用している方(長期間ホルモン補充治療を受けている)
  • 子宮体がん・卵巣がんの既往歴がある
  • 多量の飲酒
  • 片側が乳がんになったもしくは両性の乳腺疾患の既往歴がある
  • 運動不足
  • 高齢(10年以内に乳がんになる比率は、40歳では48人に1人、60歳になると26人に1人)

乳がんは右肩上がりを続ける女性で一番多い癌ですが、早期発見すれば完全に治る病気です。
異変があった場合は、マンモグラフィ(乳房X線撮影)やMRI検査などの検査を一緒に受けましょう。
乳がんは他の癌と異なり、ある程度自分でも発見できるため、20歳を過ぎたら自己触診は月1度、乳腺エコーやマンモグラフィーは年1回は受けるようにしましょう。

超音波(エコー)検査

病気とリスク

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