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脳PET検査

脳の活動状態を光の強さで表示

PET検査は癌細胞が正常細胞の3~8倍もブドウ糖を摂取する性質を利用し、FDG(ブドウ糖に似た物質で、少量の放射線をだす成分を組み込んだもの)を投与し、FDGが集まった場所から出る放射線をPET装置で撮影することにより、癌の病変を画像で表示する検査方法です。
全身を一度に検査できる検査法として注目されていますが、元は脳の働きを調べる研究からはじまりました。
脳はブドウ糖を多く消費する臓器なので、脳が活発に動いている部分はブドウ糖が集まるためよく光り、逆に活動が弱くなっている部分はブドウ糖を消費しないので光が弱くなります。
アルツハイマー型認知症は記憶を司る場所の活動が低下するため脳PET検査で早期発見することも可能です。

脳PET検査は目的により目印となる検査薬を変えます。

  • グルコース代謝量を測定したい時・・FDG
  • 脳血流量や酸素代謝量を測定したい時・・15-Oガス
  • 脳腫瘍の疑いがある時・・11-Cメチオニン・11-Cコリン
脳PET検査 方法
  1. (1)検査着に着替え、静脈から検査薬を注射します。体全体に行きわたるまで約90分必要です。
  2. (2)投与後は安静にして過ごしましょう。
  3. (3)検査台に仰向けになり撮影を行います。
  4. (4)検査後回復室で約30分休み、体調に変化がなければ帰宅しましょう。
撮影時間自体は約20分ですが、前処理(検査薬の投与)が必要なため、待ち時間も含めて約2時間かかります。
痛みはほぼありません。
15-Oガスの場合、注射ではなくガスを吸い込みながら検査を行います。
検査時の注意点
  • 検査前、最低6時間は絶食です(水は大丈夫ですが、糖分を含んだ飲み物や飴・ガムは控えましょう)。Oガスの場合は絶食は必要ありません。
  • 閉鎖空間で大きな音がするため、閉所恐怖症の方は事前に担当者に相談しましょう。
  • 被爆しますので、妊娠中もしくは妊娠が疑われる方は胎児への影響を考え検査を控えましょう。
  • 検査薬であるFDGは尿として排出されます。検査後は水分を多めにとり体外に排出しましょう。
  • FDGが体外に排出されるまで丸1日かかります。FDGは少量の放射能を発生しているため、授乳や乳幼児への接触は控えましょう。
  • 糖尿病の方や何か服薬している場合は、注意事項がないか事前に確認しましょう。

初期の認知症を発見

脳は普段からブドウ糖をよく消費する臓器なので、癌細胞と正常細胞の鑑別は難しいところがあります。
しかし、この性質を逆手にとって活動状態を見ることができます。 脳機能の低下が脳が萎縮を始める前に分かるため、初期の認知症や症状が出る前の認知症の発見に有用です。
脳を検査対象とした場合、一般的なPET検査より脳PET検査の方がより詳しい診断ができます

脳PET検査が得意な病気 認知症・初期の脳梗塞・他の脳血管障害・一過性脳虚血発作・完全回復性脳卒中・てんかん・アルツハイマー型認知症・パーキンソン病・脳腫瘍など

異変があった場合は、MRI検査・CT検査などの検査を併用して行い病気の診断を行いましょう。
平成22年4月からPET検査の健康保険の適用範囲が広がりより受けやすくなりましたが、保険の対象となるのは病気になってしまった方(癌の疑いがある・癌の既往歴がある・再発の可能性があるなど)だけです。
健康診断としてPET検査を受ける場合は、保険は適用されず全額自己負担となります。
定期的な受診は金銭的な負担が大きいかもしれませんが十分メリットもあるので、50歳を過ぎたら1~3年に1回は受診しましょう。

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