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PET検査

大食いな癌細胞は自ら光る

PET検査とは、FDG(ブドウ糖に似た物質で、少量の放射線をだす成分を組み込んだもの)を体内に投与し、FDGが集まった場所から出る放射線をPET装置で撮影することにより、癌の病変を画像で表示する検査方法です。
癌細胞が正常細胞の3~8倍もブドウ糖を摂取する性質を利用して、FDGが集まっている場所を探します。
PET検査では、癌細胞だけを見つけることができるため、従来の検査では見つけられないかった小さな癌も見つけることができます。一度に全身(頭頚部~大腿基部)の検査ができることが最大の魅力ですが、癌によっては不得意なものもあり万能ではありません。

PET検査 方法 測定範囲は、ほぼ全身(頭頚部~大腿基部まで)です。
  1. (1)検査着に着替え、静脈からFDGを注射します。体全体に行きわたるまで約90分必要です。
  2. (2)投与後は安静にして過ごしましょう。
  3. (3)検査台に仰向けになり撮影を行います。
  4. (4)検査後回復室で約30分休み、体調に変化がなければ帰宅しましょう。
撮影時間自体は約30分ですが、前処理(FDG投与)が必要なため、待ち時間も含めて約2時間30分~3時間かかります。
注射時以外は、痛みはほぼありません。
検査時の注意点
  • 検査前に排尿を済ませましょう。
  • 検査前、最低6時間は絶食です(水は大丈夫ですが、糖分を含んだ飲み物や飴・ガムは控えましょう)。
  • バリウム検査をしたら、その後5日間はPETの検査を控えましょう(体内にバリウムが残っていると正確な状態を撮影できない可能性があるためです)。
  • 閉鎖空間での検査の為、閉所恐怖症の方は事前に担当者に相談しましょう。
  • 被爆しますので、妊娠中もしくは妊娠が疑われる方は胎児への影響を考え検査を控えましょう。
  • ペースメーカーや除細動器を使用している場合は事前に担当者に伝えましょう。
  • 検査薬であるFDGは尿として排出されます。検査後は水分を多めにとり体外に排出しましょう。
  • 炎症・運動・月経・力仕事は偽陽性の原因になります。検査日をずらしたり、検査前には行わないようにしましょう。
  • FDGが体外に排出されるまで丸1日かかります。FDGは少量の放射能を発生しているため、授乳や乳幼児への接触は控えましょう。
  • 糖尿病の方や何か服薬している場合は、注意事項がないか事前に確認しましょう。

予想外の癌が見つかることもあります

PET検査は、その原理(ブドウ糖の代謝を利用)から得意な臓器・不得意な臓器がありますが、癌の早期発見・悪性か良性かの診断・治療の効果・治療後の再発・転移の有無を調べることに役立ちます。
ただし、FDGは尿で体外に排出されるため、通過する臓器(腎臓・膀胱など)やこれらに隣接する臓器(前立腺・子宮頚部など)・ブドウ糖を多く消費する臓器(心臓や脳など)・ブドウ糖を消費しない臓器(白血球)では診断が難しくなります。

PET検査が得意な癌 肺がん・乳がん・子宮がん・卵巣がん・咽頭がん・喉頭がん・甲状腺がん・舌がん・食道がん・大腸がん・膵臓がん・悪性リンパ腫・悪性黒色腫・原発不明がん・転移性脳腫瘍・転移性肝がん・骨転移・リンパ節転移・心サルコイドーシスなど

平成22年4月からPET検査の健康保険の適用範囲が広がりより受けやすくなりましたが、保険の対象となるのは病気になってしまった方(癌の疑いがある・癌の既往歴がある・再発の可能性があるなど)だけです。
健康診断としてPET検査を受ける場合は、保険は適用されず全額自己負担(約10万円前後)となります。
定期的な受診は金銭的な負担が大きいかもしれませんがメリットも十分あるので、40歳を過ぎたら1~3年に1回は受診しましょう。

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