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前立腺触診

直接触れなくても臓器越しでもわかります

前立腺触診とは、肛門から指を入れ、直腸粘膜を介して前立腺を触り状態を調べる検査方法です。
排尿障害・前立腺癌・前立腺肥大症の疑いがあるときに泌尿器科でよく行われます。
前立腺がんは前立腺のあらゆる場所に発生する可能性がありますが、約70%は直腸側に発生し、がんができると直腸側に膨らむため肛門に指を挿入することで異変に気付くことができます。
前立腺は自分で触ろうと思えばかろうじてさわれる場所です。不安のある方は、風呂場などで指を滑りやすくして触ってみましょう。人指し指では届かない事も多いため中指で試してみましょう。

前立腺触診 方法
  1. ①下半身の衣服を下げ、ベッドの上で仰臥位で股関節と膝関節を強く曲げて、両手で下肢を抱えた体位をとります。
  2. ②医師が手袋に潤滑剤をつけ、ゆっくりと指を肛門に挿入します。
  3. ③肛門からの距離には個人差がありますが、一般的に肛門輪より約4cm奥の直腸壁に前立腺が触れるので異常がないか調べます。
検査時間は約5分です。痛みはほぼありません。
検査時の注意点
  • 検査前に排尿を済ませましょう。
  • 前立腺触診と同時に行われることが多い前立腺の腫瘍マーカーPSAは前立腺触診の直後では上昇します。そのため通常はPSAの採血のあとに前立腺触診を行います。
  • 自分で触診して異常を感じ泌尿器科受診を考えた時、PSAの検査を希望する場合は触診から数日あけたほうがよいでしょう。

中高年の男性は特に注意!

前立腺触診は、前立腺の大きさ・表面の性状・硬度・結節の有無・左右対称性・周囲との境界・痛みの有無などから、前立腺がん・前立腺肥大症・急性又は慢性前立腺炎などの発見・診断に役立ちます。

自覚症状
前立腺がん 初期の段階での自覚症状はほんとどありません。がんが成長すると尿道が圧迫されるため、前立腺肥大症と同様の症状が出てきます。圧痛なし。
前立腺肥大症 頻尿・夜間頻尿・排尿困難・切迫性尿失禁・血尿・排尿痛・残尿感など。圧痛なし。
急性・慢性前立腺炎 圧痛あり。
前立腺がんの危険因子
(ハイリスク)
  • 高齢(50歳以上)
  • 遺伝(父・兄弟・子に前立腺がん患者がいる場合は40歳からの定期検診をお勧めします)
  • 過度と無秩序な性活動
  • カドミウム暴露
  • 紫外線暴露の低さ
  • 動物性脂肪や乳製品摂取など高タンパク・高脂肪の欧米型の食生活
  • 肥満

前立腺がんは、胃がんや大腸がんなどの管腔臓器のように内視鏡で直接見ることができないため、直腸診・血清前立腺特異抗原値(PSA)の測定・経直腸的超音波断層法など、複数の検査を行い病気の診断をする必要があります。
50歳を過ぎたらPSA基準値以下の進行がん(PSA陰性がん)を見逃さないためにも年1回は前立腺触診を受診しましょう。

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