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肝臓がん

肝臓がんの75%は他の臓器や組織からの転移です

肝臓がんのイラスト

肝臓がんは肝臓に発生する悪性腫瘍の総称で、大きく3つに分けることができます。

肝細胞にできる肝細胞がんという、その臓器自体から発生する原発性肝臓がんと、胆汁の通路の胆管の上皮細胞にできる肝内胆管がん(胆管細胞がん)、他の臓器や組織のがんが肝臓に転移してきた転移性肝がんです。

肝臓がんの割合は約75%が転移性肝がんです。

それぞれエコー・CT所見や腫瘍マーカーによる反応が違い検査で判別できます。

転移性肝がんは原発臓器により好発年齢などが異なります。

肝細胞がんは60歳以降に多く男女比は2.5:1で男性が多くなっています。

肝内胆管がんも60歳以上に多く男女比は1.6:1で男性が多くなっています。

肝炎・肝硬変の方、特に気をつけてください!

原発性肝臓がんの9割は肝細胞がんで、C型肝炎ウイルス・B型肝炎ウイルスやアルコールに関係するものが多いので肝炎や肝硬変の方はハイリスクグループといえます。

カビ毒のアフラトキシンやピル、塩化ビニール等の発がん性物質も関係していると言われています。

肝内胆管がんは慢性胆管炎を合併する場合が多く、ウイルス性肝炎との関連を示唆する報告もありますが原因は明らかにはなっていません。

転移性がんは、肝臓が動脈・門脈・リンパ系を通して転移しやすく、大腸がん・胃がん・胆嚢がん・胆管がん・膵臓がん・肺がん・乳がん・卵巣がんが転移しやすくなっています。

"沈黙の臓器"「肝臓」、定期的な健診を

肝臓は沈黙の臓器とも言われ、肝細胞がんは初期には自覚症状はなく、進行すると右上腹部の圧痛や肝臓の腫れ、腹水、黄疸が見られたりします。

またクモ状血管腫といって胸や頸・肩・腕等に赤く盛り上がった斑点がみられたりすることがあります。

肝内胆管がんはやはり初期は一般的に無症状ですが、黄疸が見られることがあります。
進行すると上腹部痛や食欲不振、全身倦怠感、体重減少などが現れますが、場合によっては相当進行するまで現れない場合もあります。

定期的に健診を行うことが大切で、どちらも60歳以上に多くなっています。

画像診断に加え参考にされる肝臓がんの腫瘍マーカー

肝臓がんは、US(腹部超音波)・造影CT・造影MRI・血管造影と腫瘍マーカーで検査されます。

US、造影CT、造影MRI等では肝細胞がん、肝内胆管がん、転移性肝がんともに所見が違うので区別することができます。
状態や場所により見えにくい場合は、造影剤を注射する造影エコーで、より詳細にみることができます。

これら画像診断のいずれかが行われ、そこで特徴的な所見が出たことに加えて、B型又はC型肝炎による慢性肝炎や肝硬変があるか、AFP・PIVKA-Ⅱ・AFP-L3の3つの腫瘍マーカーのうち1種類以上が陽性であれば確定診断されます。

その他に肝臓がんでは腫瘍細胞から特異的に産生される物質である腫瘍マーカーが診断の補助になります。

肝細胞がんでは3つの腫瘍マーカーAFP・AFPレクイン分画・PIVKA-Ⅱが血液中で高くなります。

一方胆管細胞がんでは、CA19-9・CA125・CEA・DUPAN-2・SPan-1といった腫瘍マーカーが異常値になります。

転移性がんの場合は、転移元により違いがでてきます。

大腸がんや胃がんからだとCEAが、膵臓がん・胆道がん・大腸がんではCA19-9が高くなります。

腫瘍マーカーは、がんでも出ないときもあるので、画像診断に加えて行われます。

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