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肝炎

慢性肝炎が続くと肝硬変になるリスクも!?

肝炎をおこしているイラスト

肝炎は文字通り肝臓に炎症をきたした状態のものを言います。

大きく分けると急性肝炎と慢性肝炎に分けられ、肝臓の炎症が半年以上持続している状態が慢性肝炎です。

肝炎は、肝炎ウイルス又はそれ以外のEBウイルス等による急性ウイルス性肝炎、異物を攻撃するための免疫系が自分自身を攻撃してしまう自己免疫性肝炎、薬物や毒物・科学物質による薬剤性肝障害、アルコールによるアルコール性肝炎などがあります。

肝炎ウイルスはA型からE型までありますが、ウイルスの型による症状の差はあまりありません。

日本の慢性肝炎は70%強がC型肝炎ウイルス、20%弱がB型肝炎ウイルスによるもので、徐々に肝臓の繊維化が進み肝硬変へ移行し、肝細胞がんのリスクも高まります。

劇症肝炎は急激に肝細胞が広範囲に壊死して高度な肝不全症状となるもので意識障害等の重篤な状態になります。

ウイルスの型で違う!肝炎感染ルート

肝炎ウイルスはA型・E型が経口感染、B型・C型・D型が血液感染で、日本ではA型が40%、B型が25%、C型が10%で、D型とE型の感染は極まれです

B型の慢性化はまれで、C型は70%が慢性化します。C型慢性肝炎患者は日本に100~200万人いると言われ、第2の国民病とも呼ばれています。

潜伏期間はA型が2~6週間、B型が1~6ヵ月、C型が2週間~6ヵ月です。

自己免疫性肝炎は中年以降の女性に多く自己免疫現象が原因と考えられています。

劇症肝炎の原因はウイルス性のものが約50%(約40%がB型、10%弱がA型)、自己免疫性が15%、薬剤性が10%で25%は原因不明とされています。

続く体調不良…自覚症状がない場合もある慢性肝炎

肝炎ウイルスに感染すると潜伏期を経て、全身倦怠感、食欲不振、吐き気、関節痛、発熱、筋肉痛といったインフルエンザ同様の症状が出る前駆期があり、次に黄疸や肝臓の肥大、皮膚の痒み感等がある場合もあり、症状が落ち着く黄疸期に入ります。

そして自然治癒する場合は回復期に向かっていきます。肝臓が腫れてくると押すと痛みを感じたりします。皮膚に発疹が現れることもあります。

慢性肝炎は自覚症状がなかったり、あっても症状が軽い場合が多く、ASTやALTといった肝機能も基準範囲内であることが多くなっています。

ただ肝臓に軽い炎症があり、放置していくと肝硬変・肝不全・肝臓がんになっていく可能性もあるので注意が必要です。

ウイルス性検査と肝生検で肝炎確定診断ができます

肝炎の検査は、まずは採血してウイルス性の検査をします。

IgM型HA抗体で急性A型、HBs抗原・IgM型HBc抗体・HBVーDNAでB型、HCVーRNA・HVC抗体でC型ウイルスの直接検出、HDV抗体でD型、HEV抗体でE型、VCA-IgMでEBウイルス、CMV-IgMでサイトメガロウイルスの感染の有無を確認します。

B型又はC型肝炎ウイルスが陽性であり、肝生検(針を穿刺し肝臓の組織を採取して診断します)で門脈部分を中心とした炎症や繊維化、肝実質の壊死を確認すれば確定診断となりますが、画像診断を行う場合もあります。

腹膜腔に内視鏡を入れて肝臓の表面を見ます。

腹部超音波・CT・MRIで肝硬変や肝細胞がんとの識別等が行われます。

AST、ALTは上昇し、γ-GTPが高値の場合は、アルコール性肝炎が疑われます。

プロトロンビン時間の延長は重症化を懸念します。

ビリルビンはASTやALTが低下傾向にある黄疸期に上昇します。

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