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骨粗しょう症

骨密度が減少し、骨折リスクが高まる骨粗しょう症

横を向きしょんぼりした骨粗しょう症の人骨模型

骨粗しょう症は、骨密度(体積あたりの骨量)が減少して、骨折のリスクが高くなる病気です。

年齢とともに骨がスカスカになり、もろくなって骨折しやすくなるという、閉経後の女性に多い病気です。

WHO(世界保健機関)では、「低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患」と定義されています。

骨粗しょう症は原因のはっきりしていない原発性骨粗しょう症と、原因のはっきりしている続発性骨粗しょう症があり、原発性骨粗しょう症には閉経後骨粗しょう症と老人性骨粗しょう症があります。

続発性骨粗しょう症ではステロイドの服用、関節リウマチ等が原因としてあります。

骨粗しょう症と結びつく、"ホルモン"の存在

骨は常に形成(新しい骨を作る)と吸収(古い骨を溶かして血液に出す)を繰り返しています。
歳とともに食事からのカルシウム摂取量が減ったり、腸管からのカルシウム吸収が低下したりします。

カルシウムの吸収を助けているのがビタミンDですが、歳をとると日光にあたる機会が少なくなったりして、ビタミンDもカルシウムの腸管吸収を助ける活性型が不足します。

カルシウムのバランスがこうして崩れることによって、副甲状腺ホルモンが分泌されるようになり、カルシウムの不足を骨から補充するため、骨のカルシウム量が減ってしまいます。

閉経後の女性は、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が急激に低下し、それとともに骨吸収を抑えるカルシトニンという甲状腺ホルモンの分泌量も低下します。

エストロゲンは、骨形成を進めるとともに骨吸収を抑える働きがあるので、女性は閉経後急に骨粗しょう症のリスクが高まります。

その他骨粗しょう症になる要因としては、運動不足による骨吸収の進行による骨量低下があり、喫煙や過度のアルコールも危険因子と考えられています。

猫背、激しい痛み…骨粗しょう症でみられる症状

低骨量だけでは無症状ですが、骨折により症状がでてきます。
骨粗しょう症は骨がスカスカになり、ちょっとした刺激でも骨折してしまったりします。

骨折箇所は体を支えている背骨が多くなっていて、腰や背中の痛み、背骨が後方に凸型に変形し、背中が丸くなるような症状いわゆる猫背が見られ、身長も低くなります。特に脊椎などではわずかな外力でも圧迫骨折を起こし強い痛みを伴います。

尻もちや咳・くしゃみ、ちょっとしたつまずき、洗面動作などが原因で急に激しい痛みが腰や背中にくることもあります。

四肢では肩関節・手関節・大腿骨頸部が骨折しやすい場所になっています。

画像で骨折を確認、骨密度を測定し、判定します

骨粗しょう症についてはX線、MRI、骨シンチグラム等で骨折の確認をします。

骨シンチグラムは、RI検査で放射性同位元素を用いてX線では写らなかった初期の骨病変を調べます。静脈にテクネシウムを注射し約2時間後に撮影します。X線所見と合わせて判断されます。また、ある程度場所がわかっている場合はMRIが行われたりします。

X線による骨量については、手の指を測定しフィルム濃度をアルミニウムの基準器と比較して骨量を測定するMD法、骨と周囲に糖過度の違う2種類の微量のX線照射して骨量を測定する骨密度検査(DEXA法)、X線CTで撮影した骨と同時撮影した物質の濃度表を比較して行うQCT法があります。

超音波法(QUS)を使った骨量測定は、骨の部分で超音波の速度や強さが変わるのを利用して膝やかかとを測定します。骨密度は原則腰椎の骨密度値として、若年成人平均値(YAM)の70%未満あるいは70~80%で脊椎X線像で脆弱性骨折が認められる場合は骨粗しょう症と判定されます。

骨吸収マーカーとしては尿中デオキシピリジノリンの測定も行われます。デオキシピリジノリンは骨コラーゲンに局在し、骨粗しょう症では尿中で高値となります。

他疾患の可能性・栄養状態の確認として、カルシウム、リンが基準値内、ALP(アルカリホスファターゼ)が基準値以内あるいは軽度高値であることが確認されることがあります。

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