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子宮筋腫

命には関わらないけど…"心の負担"が増える病気

子宮筋腫とは、子宮の壁にできる良性の腫瘍です。
子宮の壁は主に筋肉でできているので、この中にできる腫瘍を「筋腫」と呼んでいます。

子宮壁のもっとも内側は「粘膜」、その外側が「筋層」、さらにその外側が「漿膜(しょうまく)」です。「子宮筋腫」とひとくくりに呼んでいますが、粘膜にできる「粘膜下筋腫」、筋層にできる「筋層内筋腫」、漿膜にできる「漿膜下筋腫」に分かれ、筋腫ができる場所によって生じる症状も異なります。

子宮筋腫は他に転移することも、命を脅かす危険性もない良性の腫瘍で、子宮の中にできる子宮体がんや子宮頸がんといった悪性腫瘍とは症状も経過も全く違う疾患です。

しかし、子宮筋腫があること事により様々な症状が生じるため、不快さを生じたり、「ツライ!苦しい!」などの状態を招いてしまうのです。

"主犯格"は女性ホルモン

子宮筋腫ができる原因はよくわかっていません。胎児の頃から子宮の壁に、筋腫になっていく“芽”のようなものが存在するという説もあります。

しかし、初潮前の子どもに筋腫が見られないこと、閉経後には大きかった筋腫が急速に小さくなることから、月経を起こしている女性ホルモン(エストラジオール)が筋腫の成長に関わる“主犯格”という考え方が一般的です。

月経困難症と二次的な貧血、動悸などが見られます

あまり大きくない筋腫の場合、症状は無く、日常生活にも影響はありません。筋腫の存在に気づかない方も多いでしょう。

問題は大きく育った筋腫です。

子宮の粘膜は、月経周期により増殖期、分泌期を繰り返していますが、月経とは厚くなった粘膜が剥がれることによる出血です。

大きくなった筋腫は、子宮内粘膜を持ち上げて薄く引き伸ばしてしまいます。薄くなった粘膜は弱いため、ただれや潰瘍ができやすく、月経時には強い痛み(月経痛)や出血量が多くなる(月経過多)などの“月経困難症”につながるのです。

毎月、月経の度に大量の出血を起こすと体は貧血状態になり、貧血によるめまいやふらつき、疲れやすさや動悸・息切れといった症状も現れます。

不妊や流産の原因にも…

妊娠は受精卵が子宮内粘膜に着床している(しっかりとくっついている)状態です。

しかし筋腫がある部分の子宮内粘膜は、薄く、弱くなっているので、着床しにくくなっています。

また、せっかく妊娠しても、筋腫が赤ちゃんへ送られる血流をとめてしまったり、子宮内で赤ちゃんが育つスペースをとってしまうので、発育不良や流産・早産を引き起こすこともあります。

腰痛、腎機能低下の原因にも…

筋腫ができる場所や大きさにより、子宮周辺の臓器にも影響を与えます。

腰の辺りの神経を圧迫して腰痛を引き起こしたり、膀胱を圧迫することによる頻尿、あるいは尿の流れをせき止めて腎臓が尿で水ぶくれになる状態(水腎症)の原因にもなります。

水腎症は腎機能の低下にもつながるため、放置はできません。

超音波やMRIによる画像検査

問診(症状の聞き取り)で月経時の出血量や下腹部痛などの月経の重さ、腰痛や頻尿、下腹部に腫瘤(しこり)が触れるかといった症状や、他院での治療歴などが問われます。

また、超音波(エコー)やMRIなどの画像撮影により、筋腫の位置や大きさを調べる他、子宮頸部にできた筋腫は、膣側から直接触れて確認します。

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