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狭心症

心臓の筋肉への酸素供給量不足による症状群です

狭心症とは、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養分を送っている冠動脈の内腔が狭くなり、一時的に心筋が酸素不足の状態になって胸痛や胸部苦悶感等を生じるものです。

原因や状態により、大きく「労作性狭心症」と「安静時狭心症」に分けることができます。

労作性狭心症

運動や階段を登るなどをした際に胸痛発作がみられ、少し休むとすぐに症状がおさまるといった状況です。

安静時狭心症

安静時でも発作が起きたり、症状の悪化がみられます。1日に数回発作が起きるような場合には、通常は発作時に使用すると即効性のあるニトログリセリンが効きにくくなります。

労作性狭心症と比較して冠動脈の内腔は著しく狭くなっており、心筋梗塞(心筋への血流が完全に断絶し、心筋が壊死した状態)へと移行するリスクが高まります。

生活習慣から招く動脈硬化に要注意!

冠動脈の狭窄が直接的原因であり、この狭窄を起こす大きな要因は動脈硬化です。

動脈硬化はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪の高値、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の低値、高血圧、運動不足といった生活習慣が招きます。

その他、エストロゲンという女性ホルモンは動脈硬化を防ぐ働きがあるため、男性や閉経後の女性は、閉経前の女性と比較して動脈硬化を起こしやすくなります。

前胸部に感じる締め付け感・圧迫感と痛み

自覚症状として、前胸部(両乳房の間辺り)の痛みや圧迫感、締めつけ感が最も多くみられます。

痛みは左肩や左腕、背部など周辺に広がる場合もあります。ピンポイントで「ここが痛い」と示すことは難しく、「この辺り全体が痛い」と感じられます。

症状の持続時間は、数秒から数十秒程度です。
特徴として

(1)体を動かすなどをして心臓に負担がかかったときに症状が現れる

(2)安静にして心臓の負担を軽減すると症状はおさまる

(3)心臓の辺りを締めつけられるような圧迫感がある

といった点が挙げられ、これは安静時でも強い胸痛発作が起きて症状が続く心筋梗塞との違いにもなっています。

心機能の把握と治療方針の決定には検査が必要です

狭心症は症状が短時間で消失し、発作時以外に心電図検査を行っても異常がみられないことも多くあります。そのため、冠動脈の器質的な異常を調べるためにいくつかの検査を行い、狭窄の程度や心機能を把握します。

心臓超音波検査(心エコー)

心臓全体の動きや心肥大の有無、弁の動きとポンプ機能などを見ます。狭心症が起きていると、狭窄部分から先の心筋に血流が不足して心臓の動きが悪くなります。

心電図

心臓が動くために体内から生じる電気的活動を体の表面から読み取り、変化を波形として記録し、その乱れから病気の兆候を読み取る検査です。

ホルター心電図

小型の心電図計を24時間装着し続け、日常生活動作の影響で心電図がどのように変化するか測定するものです。自覚症状を伴わない不整脈や、動作に伴って生じる不整脈などを調べることができます。

運動負荷試験

歩いたり自転車に乗ったりといった、心臓に負荷をかけた状態で心電図や血圧を測定し、その変化を見るものです。

冠動脈造影

造影剤を冠動脈に注入してX線撮影します。冠動脈の狭窄や血管の攣縮(れんしゅく:縮んで細くなる)を見ることができます。実施には2日程度の入院が必要です。

CT・MRI

冠動脈の動脈硬化(血管内腔のプラーク形成に伴う狭窄)を無症状のレベルから発見することが可能です。人間ドック等で早期発見を目的として行うこともあります。

心筋シンチグラフィー

冠動脈の状態ではなく、心臓の機能を調べる検査です。短時間で消失する放射性物質を注射して一定時間経過後に心臓を撮影します。機能が失われている心臓の有無や、血流が絶たれている部分を確認することができます。

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