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貧血

徐々に進行していく、貧血

貧血とは、血液の成分が薄くなった状態のことを言います。
なかでも、一般的には血中のヘモグロビン濃度が基準値を下まわった状態を言われることが多いようです。

ヘモグロビンは赤血球の主な構成物質であり、酸素を運ぶ働きを持っています。
貧血になると血液が全身に酸素を運ぶ能力が低下するため、全身の臓器が酸素不足に陥ります。

そのため、疲労感や、めまい、動悸、倦怠感をおぼえるほか、軽く動いただけで激しい息切れを起こしたり、耳鳴りなどに襲われたりもします。

また、ヘモグロビンは血液の色の素にもなっているタンパク質であるため、貧血の人は血液が薄くなり、貧血患者は顔が健康な人に比べて青白くなります。

貧血という言葉は “状態”を示す言葉であって、貧血と言う名の病気があるわけではありません。貧血と言う状態に陥った原因にしたがって、鉄欠乏性貧血、赤芽球癆等などの名前がつけられることとなります。

貧血は急激に進行するのではなく、徐々に進行していくことも多いものです。

徐々に進行した場合は体が低酸素状態に順応しながら症状が進んでいくため、かなり強い程度の貧血になるまでは自覚症状が現れないこともあります。

貧血を起こす5つの要因

貧血の原因は大きく分けて2種類あります。ひとつは赤血球を作る能力が低下すること、もうひとつは赤血球が破壊されることです。

赤血球を作る能力が低下する原因は以下のとおりです。

(1)無効造血

血液は骨髄にある造血幹細胞によって作り出されます。という赤血球を作る細胞自体は赤血球を作ろうと働くのですが、何らかの原因によって末梢に届く前に細胞死が起こっており、正常な赤血球の数が減ります。

(2)造血細胞の減少

造血細胞そのものが減少することによって、赤血球を作る能力が低下します。

(3)その他

赤血球を作るための成分が低栄養によって不足したり、エリスロポエチンなどの造血因子が減少することによって造血細胞が十分に働けない状態になり、赤血球を作る能力が低下します。代表的なものは鉄分不足です。

また、赤血球が破壊・喪失される原因は2つあります。

(1)出血性貧血

外傷などによって酷く出血した場合、体は血管を液体で満たそうとするため、体組織から水分を取りこみます。そのため、血液濃度の低下が起こり、貧血状態となります。その場合、赤血球の回復に時間がかかり、貧血になります。

(2)溶血性貧血

細菌感染、毒素や、血漿浸透圧の極度の低下、アレルギー反応の誤認により赤血球が破壊された状態です。

貧血を軽く考えない!酷い場合はこん睡状態も…

貧血になると、

  • 疲れやすくなる
  • 食欲がわかない
  • 頭痛がする
  • めまい・たちくらみがする
  • 顔色が悪くなる(青白くなる)
  • 動悸・息切れがする
  • イライラする
  • 朝が辛い

等の症状が現れます。

これらの症状の中でも、めまいや立ちくらみ、顔色の悪さなどの代表的な症状が出た時には貧血を疑うこともできるのですが、それ以外の(貧血でなくともよくある)症状が出た場合には、貧血を見逃すことも多いものです。

例えばもとから神経質な人がイライラしても貧血は疑わないものですし、もとから低血圧で朝が辛かった人にも同じことが言えます。

貧血の症状を放置しておくと、吐き気が現れたり、立っていることさえ困難になるような重症へと進行し、さらには食欲も低下して症状はひどくなっていきます。

最もひどい状態ではこん睡状態に陥り、死を招くこともありえます。
安易に考えず、医師のもとで診断と治療を受けることが大切です。

まずはセルフチェック、その後病院で正しい診断を

上記のような貧血の症状を感じるようになった時には自分で以下の項目をチェックしてみましょう。

  • 舌の表面にある味蕾(舌の表面に無数にある赤いつぶつぶのもの)がなくなってつるつるになる。食事の時にしみる。
  • 「あっかんべえ」のように下の瞼を裏返した時、血管をめぐる血液によって赤々としておらず、白みがかったような色をしている。
  • 食道の粘膜がなくなり、食べ物が飲みこみにくくなる。
  • 爪がスプーンのように反り返る。
  • 枝毛が増えたり、髪が抜けやすくなる。
  • 氷をバリバリと食べるなどの「異嗜症」が出る。

これらの症状が起きた時には、貧血の可能性が高いため、病院で診断を受けたほうが良いでしょう。

病院の血液検査で血中の赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット(血液中に占める赤血球の容積)を調べることによって貧血かどうかを診断します。

セルフチェックだけでは、例えば動悸息切れから貧血を疑っても、実は単なる体力の低下という可能性もあります。
必ず病院で正確な診断を受けることが大切です。

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