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お腹が痛いときは、治るのを待っていれば大丈夫?

急な激しい腹痛は要注意

激しい腹痛のため腹部を押さえる女性

お腹の痛みは誰でも経験することで、トイレに行ったらすっかり消えてなくなったり、放っておけば治ることが多く、さほど気にする必要のない症状だと思われています。

しかし、全て安心できる症状とは言い切れません。体のどこかに痛みを感じる場合は、何かしら注意しなければならないという黄色信号と考えられます。

急に起こった激しいお腹の痛みを急性腹症と言いますが、急性腹症を引き起こす主な原因となるのが急性腹膜炎です。
これは虫垂炎や十二指腸潰瘍、胃がん、大腸がん、胆嚢がん、すい臓がん、急性膵炎など、既に発症している腹腔内の病気が原因で、腹腔内の臓器が破裂して腹膜炎が引き起こされます。

お腹が痛いと感じた時はその痛みに注意し、通常の痛みと違うと思った時には早急に医師の診断を受けることをオススメします。

腹痛を伴う多くの病気

(1)子宮外妊娠

通常、子宮内に受精卵が着床した状態を妊娠と呼びますが、子宮外に着床して妊娠となった場合を総じて子宮外妊娠と呼びます。

卵管の機能障害が原因で起こると言われていますが、この機能障害に気づくことは希で、その原因もハッキリしていないため予防することは難しい病気です。

症状としては知らないあいだに流産となっていたり、卵管破裂による出血が腹腔内に溜まり、下腹部に痛みを生じます。

適切な処置が遅れると生命を脅かす場合もあるので、生理周期に異変が有り、腹部に痛みを感じる際には早急に診察を受けるようにしましょう。

(2)大腸憩室症

憩室とは腸管の内壁が外側に飛び出した状態を言い、大腸にこの憩室が複数できた状態を大腸憩室症と言います。

腹痛や便通異常、膨満感などの症状を伴い、進行すると腸管に穴が開く穿孔性腹膜炎や腸閉塞などを引き起こすこともあります。

特に進行するまで無症状という方も多いので、早期発見のためにも定期検査が必要な病気の一つと言えるでしょう。

(3)腹部大動脈瘤

腹部の大動脈が肥大化してコブ状になった状態です。

血管は時間をかけて徐々に大きくなっていくので初期症状はなく、定期検診のX線撮影で初めて病気の発症を知ることも少なくありません。

腹部大動脈瘤は破裂すると腹部に激しい痛みを生じるだけでなく、急激なショック症状を引き起こしたり、突然死に至るケースも珍しくありません。そうならないためにも、年に最低1回以上の定期検診が必要な病気だと言えるでしょう。

(4)胃がん

胃がんは肺がんに続き多いとされるがんで、初期症状がわかりにくいことから早期発見が困難ながんとも言われています。

しかし、胃の不快感や吐き気、胸のもたれ、異色の便、体重減少、頻繁に出るゲップなど、普段気にならない症状が続くような場合は早急に受診されることをおススメします。

お腹に痛みを感じた時点で進行している可能性がありますので、定期検診を欠かさないことも重要です。

(5)大腸がん

大腸がんは体の中で1番長い臓器である結腸・直腸・肛門にいたる2mの大腸に発生するがんで、日本人の場合、S状結腸と直腸にできるケースが多いです。

大腸は長い臓器ですから、がんのできる場所によって症状は変わってきますが、共通する症状としては血便があります。

大腸がんが原因でお腹の痛みが出た場合は、進行している可能性があります。
進行して肝臓や肺などへ転移している場合、手術に加えて放射線治療が必要となってくる場合もあるので、体への負担を考えると是非とも早期発見したいがんと言えるでしょう。

(6)すい臓がん

すい臓がんは初期症状が少なく自己診断が付けにくいがんですが、腹痛がその症状として多くの割合で発症します。

すい臓がんは膵液(すいえき)と呼ばれる消化液が流れる膵管に腫瘍ができることで発症します。

この腫瘍が膵液の流れを悪くして周囲の臓器を圧迫することによって、お腹の痛みが出るというわけです。

慢性的な腹痛はがんの進行を意味するので、特に左上のお腹の痛みを感じた場合には早めに受診されることをオススメします。

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