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PSA検査(前立腺がん腫瘍マーカー検査)

前立腺がんのスクリーニング

体のどこかに癌ができると血液中に癌が作りだした特殊な物質(たんぱく質)が増加します。
この特殊な物質の事を腫瘍マーカーと言い、この物質は癌の発生臓器によって異なります。
腫瘍マーカー検査とは、この物質を測定することで体内の癌の有無・進行具合を調べる検査方法です。
数十種類ある腫瘍マーカーには、特定の癌に反応する特異性の高いものと、複数の癌に反応する特異性の低いものとがあり、癌の存在が疑われても臓器の特定が難しいため、複数の腫瘍マーカーを組み合わせ疑わしい部位を絞り込んでいくのが一般的です。

前立腺がんの腫瘍マーカー
一般的な前立腺がんの腫瘍マーカーは、PSA・PAP・γ-Smです。PSAが最もよく検査が行われます。
これらの腫瘍マーカーは前立腺がん以外にも下記の病気で上昇・高値になることがあります。
PSA(前立腺特異抗原) 前立腺疾患に特異的。前立腺がん・前立腺炎・前立腺肥大症など。
PAP(前立腺性酸フォスファターゼ) 前立腺がん
γ-Sm
(ガンマセミノプロテイン)
前立腺がん・前立腺炎・前立腺肥大など。
方法 採血した血液で検査します。
検査時の注意点
  • 腫瘍マーカー単独の検査においては飲食の禁止はありませんが、ほかの検査項目と同時に行う場合、飲食についての注意がある場合もありますので事前に確認しましょう。
  • 射精後PSAが上昇することもあるので検査前は控えましょう。

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前立腺がんの腫瘍マーカー検査は、前立腺がんの発見・診断に役立ちます。
PSA検査は、前立腺がんの治療経過観察中の再燃・再発を見つける上でもとても有効な検査法です。

自覚症状
  • 前立腺がん:癌が成長すると尿道が圧迫されるため、前立腺肥大症と同様の症状が出てきます。圧痛なし。初期の段階での自覚症状はほんとどありません。
  • 前立腺肥大症:頻尿・夜間頻尿・排尿困難・切迫性尿失禁・血尿・排尿痛・残尿感など。圧痛なし。
  • 急性・慢性前立腺炎:圧痛あり。
前立腺がんの危険因子
(ハイリスク)
  • 高齢(50歳以上)
  • 遺伝(父・兄弟・子に前立腺がん患者がいる場合は40歳からの定期検診をお勧めします)
  • 過度と無秩序な性活動
  • カドミウム暴露
  • 紫外線暴露の低さ
  • 動物性脂肪や乳製品摂取など高タンパク・高脂肪の欧米型の食生活
  • 肥満

前立腺がんは早期発見できれば高い確率で根治が期待でき、PSA検査の普及で早期発見が可能になりました。
腫瘍マーカーは、継続して測定し前回の値に対してどれだけ上がってきたかをチェックすることが重要です。
画像診断と組み合わせることで癌の発見により有用になるため、家族歴のない方は50歳過ぎたら、家族歴のある方は40歳を過ぎたら定期的に検査を受けるように心がけましょう。

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