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ピロリ菌検査(尿素呼気試験)

吐いた息から存在を探ります

ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、螺旋状の形をしていて胃の粘膜に住みつき胃の強い酸の中でも生きることができる菌です。
胃粘膜をたえず攻撃するため、胃がん・慢性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因となります。
ピロリ菌はウレアーゼという酵素を持ち、ウレアーゼは胃の中の尿素を分解して、アンモニアと二酸化炭素を生成します。
この時生じたアンモニアと二酸化炭素は、吸収され血液から肺に移行し、呼気中に炭酸ガスとして排泄されます。
ピロリ菌に感染していると呼気中に二酸化炭素が多く検出され、感染していない場合はほとんど検出されません。
ピロリ菌検査(尿素呼気試験)とは、このピロリ菌の持つ特性を利用して、呼気中の二酸化炭素の量を測定することでピロリ菌に感染しているかどうかを調べる検査方法です。

ピロリ菌検査(尿素呼気試験) 方法
  1. ①絶食状態(胃の中が空っぽ)で呼気を採取します。
  2. ②人体に害のない同位元素(13C)で印を付けた尿素を服用します。
  3. ③左側臥位の姿勢を保ちます(5分間)。
  4. ④座位の姿勢を保ちます(15分間)。
  5. ⑤尿素服用後の呼気を採取します。
検査時間は約20分です。痛みはありません。
検査時の注意点
  • 朝食は食べずに絶食状態で行きましょう(絶食は8時間が理想です)。
  • 検査前30分は喫煙を控えましょう。

胃の不調の原因はピロリかもしれません

ピロリ菌検査(尿素呼気試験)は、急性胃炎・慢性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの原因だと考えられるピロリ菌の発見・診断に役立ちます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因のうちピロリ菌に由来するものは、十二指腸潰瘍で95%、胃潰瘍で70%前後といわれています。

自覚症状
急性胃炎 悪心・嘔吐・上腹部膨満感・上腹部痛・吐血・下血など。
慢性胃炎 食後に見られる悪心・嘔吐・胸やけ・げっぷ・上腹部の重い感じ・上腹部の鈍痛など。
胃潰瘍 食後30分から1時間たったあとの上腹部痛・胸やけ・酸っぱいゲップ・嘔吐・吐き気・食欲がない・吐血・下血など。
十二指腸潰瘍 空腹時に上腹部痛が起こる・吐血・下血など。
ピロリ菌感染の危険因子
(ハイリスク)
  • 1970年以前に生まれた方
  • 同居していた家族にピロリ菌の感染者がいる
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の既往歴がある

日本人では50才以上の約70%がピロリ菌に感染しているとされています。
ピロリ菌に感染している方の全てが消化性潰瘍の症状を発症するわけではありませんが、一度除菌に成功すれば上下水道の完備された現在の日本では再感染は非常にまれと言われているため、一度検査をしてピロリ菌に感染しているかを確かめてみましょう。
異変があった場合は、便中抗原測定・抗体測定なども併せて行い病気の診断を行いましょう。

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